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建設経済新聞社
2016/07/07

【京都】左京区岡崎の旧農林宿舎跡に 学校法人が留学生等宿舎計画 中京税務署跡は社福が保育園

 京都市左京区岡崎にある国の宿舎跡に学校法人が外国人研究者及び留学生宿舎の建設を計画していることが、本紙調べでわかった。
 計画地は京都市左京区岡崎成勝寺町2−1の709・21u。農林水産省大阪営林局平安1号館跡地(農林水産省林野庁近畿中国森林管理局平安アパート跡地)で敷地にはRC造5階建、延1399uの建物がある。
 学校法人から国有財産の公的取得要望を受け、近畿財務局がその適否を審査し、要望していた学校法人への処分が決定した。土地等の取得時期は28年9月以降になる模様。
 外国人研究者及び留学生の宿舎が恒常的に不足していることから、宿舎「東山二条国際交流会館(仮称)」の建設地として検討。計画案によると、敷地の容積率を踏まえ、建物規模は最大床面積1418uの範囲内とし、収容室数は単身50室程度を想定する。
 既存施設を解体し、跡地に宿舎を建設する。設計期間は積算・申請期間含め約6ヵ月、工事期間は約12ヵ月〜18ヵ月を見込む。
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 京都市中京区の中京税務署跡の土地については社会福祉法人が保育園の建設を計画していることがわかった。
 計画地は京都市中京区柳馬場通二条下る等持寺町15外1筆の2050・99u。中京税務署跡で敷地には旧中京税務署の建物(2階建)がある。
 社会福祉法人から国有財産の公的取得要望を受け、近畿財務局がその適否を審査し、要望していた社会福祉法人への処分が決定した。
 近畿財務局から当該土地を取得した後、既存施設を解体し、跡地に保育園を建設する。柳馬場通沿いの敷地西側に駐車場、中央に建物、東側に園庭を配置する予定。
 計画案によると、新設する建物の規模はS造2階建、延960・0u(建築面積511・5u)を想定。定員は保育園110人(1歳児〜5歳児)、地域学童保育所40人で計画している。
 着工は29年7月頃、完成は30年2月末頃、開園は30年4月頃を目指す。