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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/07/07

【山梨】11月から万力大橋と新重川橋 山梨市が橋梁の耐震・長寿命化推進

 山梨市は、継続実施している橋梁の耐震・長寿命化修繕において、本年度は万力大橋と新重川橋での施工を進める。
 万力大橋(L134m)の耐震補強は2015年度で完了し、今年11月から橋面補修などの長寿命化に取り掛かる。渇水期となる来年5月までの作業期間を見込んでいる。逆に新重川橋(L96m)は長寿命化を先行させており、昨年度施工分の繰り越しを行い、先頃完了。耐震補強工事に11月から着手する。完了は18年度になる可能性もある。
 同市は、市が管理する384のうち217橋を対象とした橋の長寿命化計画を13年度までに策定。緊急輸送道路をはじめ防災拠点や避難所へのアクセス、集落孤立防止など緊急の度合いに地域間バランスも考慮して、優先順位を付け事業を進めている。
 年度当初には牧丘大橋、神徳橋における設計着手も見込まれていたが、設計が完了している三富の赤岩橋も次の事業着手の候補と言えそうだ。