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建設新聞社(長崎)
2016/07/12

【佐賀】参入促進型総合評価を試行 九州農政・筑後川下流右岸

農地防災事業徳富線(小松工区)工事で実施
  九州管内の試行工事は1件

 九州農政局筑後川下流右岸農地防災事業所は、過去の実績に関する評価を軽減した総合評価落札方式(簡易型)参入促進型を試行する。対象工事は同事業所発注の筑後川下流右岸農地防災事業徳富線(小松工区)工事(2016年7月11日公告予定)で、九州管内の試行工事は1件となる。
 2015年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針(15年8月28日閣議決定)などにおいて、創業10年未満の新規中小企業者を国などの契約相手として活用すること(配慮要請)が示された。これを踏まえ、農林水産省は農村振興局所管の総合評価落札方式において、新規中小企業者をはじめとした新規業者の参入を促す観点から、工事の品質確保に支障を生じない範囲で、企業・技術者評価項目の一部を省略した簡易型(参入促進型)を試行する。
 試行対象は佐賀市蓮池町大字古賀の徳富線(小松工区)でクリーク法面保護工を行う工事で、簡易U型の案件(工事規模が小さく、技術的な工夫の余地が比較的少ない一般的な工事)。
 今回の試行では▽優良工事表彰の実績▽当該地域内(佐賀市、小城市、神埼市、吉野ヶ里町、上峰町、みやき町)での施工実績―の2項目を省略する。
ksrogo