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建通新聞社(中部)
2016/07/21

【三重】四日市工業高に専攻科設置で新校舎建設へ 三重県

三重県県土整備部は、県教育委員会からの執行委任を受けて、「四日市工業高校専攻科棟整備工事」の設計業務に着手した。2016年度に設計、17年度に工事を発注する計画。設計は、前野建築設計(津市)が担当。設計工期は240日。
 同事業は、高校の工業学科を卒業した生徒を対象に、高度な専門知識や技術・技能を身に付けた人材の育成を行うなどの目的から専攻科の設置を計画。専攻科設置検討委員会で検討し、工業高校の中でも多くの専門学科を設置している四日市工業高校に新たに設置することを決めた。18年4月に2学年の専攻科として、機械、電気の2コース(各10人、2学年で40人)を開設する予定。
 計画では、学校敷地内の北西角地に余剰スペースを確保して、2階建て延べ約1100平方bの専攻科棟を建設する。構造は鉄筋コンクリート造を基本として設計する。施設イメージでは、機械加工室、自動制御実習室、職員室、ホームルームなどを配置する。内装は、できる限り木質化を図る計画。このほか、駐輪場の移転に伴う新築(鉄骨造平屋250平方b)、既設の機械科・電子機械科棟とつなぐ渡り廊下(鉄骨造)を設置する予定。予定工事費は約4億8000万円、予定工期は約360日を見込んでいる。
 建設場所は、武道場北側で既設の駐輪場を解体した跡地に建設する。
 所在地は、四日市市日永東3ノ1775ノ11ほか。

提供:建通新聞社