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建通新聞社(中部)
2016/07/22

【三重】橋梁区間は約570b、桑部播磨線整備 三重県

 三重県桑名建設事務所は、桑部播磨線整備を計画、2016年度は用地取得に伴う建物調査、道路設計(修正)を委託する。同年度に入り、残りの用地測量の委託を済ませている。順調なら、用地取得に伴う地元協議にも着手する。17年度は事業認可申請を進め、認可の採択後、18年度以降に用地買収に着手する見通しだ。
 同線の整備は桑名市からの受託事業として県施行により進めている。国道421号の西別所地内(イオンタウン桑名新西方の南)から南、員弁川に架かる桑部橋の北西、市道蓮花寺西別所1号線(數政稲荷神社の北)までを対象に、道路を新設する。計画延長は約1200b。幅員は11・7〜37・5b。片側に1車線と歩道を整備する。区間内の主な構造物として、国道から約300b南下した箇所から、さらに南の蓮花寺川や三岐鉄道北勢線などを跨ぐ箇所で橋梁区間を計画しており、同区間の延長は約570b規模となる見通し。国道から蓮花寺川の北まで、幅員4bの側道と3・5bの歩道を両側に整備する。三岐鉄道を跨ぐ付近は、部分的に片側歩道を設ける。
 また、市道蓮花寺西別所1号線から南、現在の桑部橋の西側に新橋を架設して桑部橋南交差点の南側まで道路を新設する延長約500bの区間では、先行して道路整備事業に着手している。用地取得と併せて、部分的に道路工を進めている。同区間内の主要構造物である新桑部橋は、橋長180b、幅員14・5b。橋梁内の東側に歩道を設置する。

提供:建通新聞社