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建通新聞社(東京)
2016/07/11

【東京】JRの竹芝ウォーターフロント開発 3棟計10万平方メートルを来年着工

 JR東日本(渋谷区)は、竹芝ウォーターフロント開発計画の概要を公表した。JR社宅や芝弥生会館、四季劇場などを除却した跡地にオフィス・ホテル・商業施設で構成する高層棟と劇場棟、駐車場棟を新築する計画。延床面積は3棟の合計で10万3,000平方メートル。2017年に本体工事に着手し、20年春以降順次開業する。施工者は未定。設計はJR東日本建築設計事務所。

竹芝ウォーターフロント開発計画計画地(JR東日本ホームページより)

竹芝ウォーターフロント開発計画計画地(JR東日本ホームページより)


 高層棟の規模は地下2階地上26階建て延べ6万4,000平方メートル。1〜3階が物販や飲食の商業施設、5〜14階がオフィス、16〜26階がインターナショナルブランドのラグジュアリーホテル。ビジネスや四季劇場の観劇、観光など地域のにぎわい拠点とする。
 劇場棟は地下1階地上5階建て延べ2万9,000平方メートル。現在のJR東日本アートセンター四季劇場を17年6月で一時休止して新設する。
 駐車場棟はJR乗車券管理センター跡に建設する。規模は地下1階地上10階建て延べ約1万平方メートル。収容台数は未定。
 建設地は港区海岸1ノ22ノ1他の敷地2万3,000平方メートル。現在、社宅と芝弥生会館の除却工事を竹中工務店で進めている。
 近接する浜離宮恩賜庭園の緑や東京湾の海風を感じられる竹芝エリアの新たなまちづくりを進める。

提供:建通新聞社