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建通新聞社
2016/07/15

【大阪】千里高野台第3期 PFI方式導入を検討

大阪府は、千里ニュータウン内の府営千里高野台第3期住宅建て替え事業について、PFI方式の導入を検討している。府ではできるだけ早い段階で導入の可否を判断し、導入可能となれば2016年度内に実施方針を公表する。
 PFI方式を視野に入れた民活手法の導入に当たっては、15年度に可能性検討業務を地域経済研究所(大阪市中央区)に委託。従来方式とPFI方式でのコスト比較やVFM算定、事業の実現可能性の調査などを実施。16年度中に導入の可否を判断し、17年度に事業者を公募する一般競争入札を公告したい考えだ。
 第3期の建て替え検討区域は、同住宅の東ブロックで、敷地面積は5・5f、現戸数は476戸。新築棟数や規模などは今後検討する。場所は吹田市高野台4丁目。
 全体の建て替え対象面積は14・6f(団地全体は23・6f)。2期事業では、PFI方式を導入し、約3・25fを対象に府営住宅建て替え(4棟、10、13、14階建て延べ計2万2107平方b、330戸)と民間施設(2棟、地下1階地上9階建て延べ計2万9515平方b)の整備が三菱地所レジデンスグループで進められている。
 府では、近隣で建て替え事業を計画する千里佐竹台住宅と一体的に整備することも視野に入れていたが、検討の結果、別個で整備することにした。

提供:建通新聞社