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　みよし市は、「三好中島地区」で新たに１〜３号調整池の建設を計画している。２０１６年度で１号調整池の建設用地を市土地開発公社から買い戻した上で、17年度に実施設計に着手する方針。２〜３号調整池についても順次進めていく。
　三好中島地区は、市の中心部に位置する面積36・１�f。地区計画で道路整備などを進め、調整池３カ所を新設する計画。各調整池の概要は、１号調整池が面積２２６０平方�bで貯水量約５１００立方�b、２号調整池が面積２４００平方�bで貯水量約４９００立方�b、３号調整池が面積１４４０平方�bで貯水量約３５００立方�b。地下式の調整池で、上部にはそれぞれ公園を整備する。
　同市では、市内を11地区に区分して地区計画を策定。地区内道路などの基盤整備や住環境整備などについて、地域と一体になって進めている。三好中島地区では道路整備などが進む一方、調整池の建設地が決まっていなかった。三好上行政区の「まちづくり推進協議会」がおととし、調整池の配置などを盛り込んだ地区計画まとめたことから同市が準備を進めてきた。
　１号調整池については今後、17年度の実施設計を経て、18〜19年度で建設する見通し。２〜３号調整池についても順次整備を進める計画で、市では実施時期などについて検討していく。
　予備設計は玉野総合コンサルタント（名古屋市東区）が担当した。17年度の実施設計で調整池の構造など詳細を詰めていく方針。

提供：建通新聞社