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北陸工業新聞社
2016/07/19

【富山】18年度に2期工着手/富山市路面電車南北接続

 富山市は、路面電車南北接続事業第2期について、18年度の着工を目指し準備を進めていく。
 南北接続事業は、駅北の富山ライトレール富山港線と駅南の富山地鉄富山軌道線を富山駅高架下で結節させ、LRTネットワークを形成するもの。第2期は駅北側で、富山ライトレールの富山駅北停留場を在来線高架下へ約90メートル延伸(上下分離方式)し、名称を富山駅停留場に変更する。
 16年度は事業費940万2000円を投じて運行形態等検討調査、社会資本総合整備計画事業効果把握などに着手するほか、引き続き軌道施設の実施設計に取り組む。17年度に軌道工事施行認可を国に申請・取得し、県が進める在来線の高架化と仮線撤去が完了した後に着工する。19年度の開業を予定している。総事業費は約10億7100万円。
 設計は日本交通計画協会が担当。
 駅南の第1期については、15年3月に営業運転を開始した。延長は駅南地鉄接続点から新幹線高架下(富山停留場)までの約160メートル。

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