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大阪市は、東住吉区の長居公園区域内にコミュニティ施設を建設する計画で、施設整備と運営事業の実行可能性調査に着手する。調査業務は公募型プロポーザルで公告し、７月22日まで参加申請を受け付ける。企画提案書の受付期限は７月29日。８月上旬にプレゼンテーションを実施し、直後に選定結果を通知する。
　計画するコミュニティ施設について、建設から管理運営までの全ての面で採算性がとれるようにするため▽施設規模・構造▽建設コスト▽管理運営コスト―などを踏まえ、ＰＦＩ方式を含めた事業方式を検討する。
　施設の建設を検討する敷地は、長居公園区域内でプール東側の面積約１万３０００平方�b。建築可能面積は３５００平方�b程度。最低限確保する機能施設として、ホールと会議室を設定。また、延べ床面積１２００平方�b程度の図書館（蔵書冊数10万冊）を可能な限り確保するよう求めている。
　プロポーザルの参加要件は、建設コンサルタントで「都市計画および地方計画」または、委託で「各種施策研究・調査」の登録など。上限額は５８９万８０００円（税込み）。納期は２０１７年１月31日。
　東住吉区内では、集会やイベントに対応できる数百人規模の収容が可能なホールと、数十人規模の会議室を備えた施設の建設要望が地元住民から高まっている。

提供：建通新聞社