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北陸工業新聞社
2016/07/25

【新潟】24億で鹿島・野本JVと随契/妙高市志浄水場建設工事

 妙高市は22日、志地内「志浄水場建設工事」を24億円で鹿島・野本組JVと随意契約した。19日に行った制限付一般競争入札が不調となり、同JVと契約交渉を進めていたもので、資格審査を経て決定に至った。
 入札参加は同JVと佐藤工業・保坂組JVの2者。19日に2回の入札を行ったが不調に終わり、1番札を投じた鹿島JVと交渉した。入札参加資格の事後審査を経て、22日付で契約を締結。予定価格は24億964万円だった。
 既存浄水場の老朽化が著しいことから、隣接地に新たな浄水施設を建設する。浄水処理量は5010立方メートル/日、浄水処理方式が凝集沈殿・急速ろ過方式。工事概要は、配水池・管理棟1棟、浄水処理棟1棟、排水排泥濃縮棟1棟、場内整備工事一式、消雪設備工事一式。
 浄水場内の施設として着水井、急速攪拌池、フロック形成池、沈殿池、急速ろ過池、配水池、濃縮槽、天日乾燥床(自然式)などを整備する。配水池は有効容量3000立方メートル規模(RC造配水池1500立方メートル×2池)となる。
 建築、土木、設備を含めた一括発注。工期が19年3月15日まで。
 設計は日本技術サービスが担当。

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