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建通新聞社四国
2016/07/29

【香川】県総合評価委旧中央病院解体決定基準適切

 第2回香川県総合評価委員会が7月22日に開かれ、県が提案した旧中央病院解体工事の落札者決定基準について、「全て適切である」との判断を示した。一般競争入札の総合評価の技術提案に求める内容などを審査したもの。これを受けて県総務部では、入札公告に向けて早急に準備を進める。また、すでに開札済みの▽かがわ総合リハビリテーションセンター療養・回復期病棟建築工事▽観音寺第一高校体育館改築工事▽丸亀高校第1体育館改築工事―3件の落札者決定に係る評価結果も「全て適切である」との意見が示された。県総務部で落札決定となる。
 高松市番町の旧中央病院解体工事は、敷地約1万4800平方b内にある、北館・南館・中館・東館の病棟のほか、保健衛生センター、厚生棟、防災センターの鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階(地下駐車場、ポンプ室他)地上12階建て総延べ約4万2000平方bの施設が対象。旧看護専門学校棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2158平方b)は別途解体工事を発注済み(施工・香西工務店)。
 同解体工事の実施設計は清和設計事務所(丸亀市)が担当した。
 旧中央病院跡地については、2016年度から中長期的な観点から利活用を検討すると同時に建物の解体撤去に着手することが決まっている。

提供:建通新聞社