トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊岩手建設工業新聞社
2016/07/26

【岩手】高校生が視線誘導標にシール貼付 国体開催の機運醸成

 県南広域振興局土木部花巻土木センター (杣亨所長)は21日午後、国体おもてなしロード環境整備事業の一環として、県立花巻農業高等学校の生徒らとともに学校周辺の県道約1キロ区間の視線誘導標40本に国体マスコットシール80枚を貼り付けた。生徒らは作業を通し、国体開催の機運醸成と公共土木施設に対する理解も深めた。
 同日は、杣所長や同センター道路整備課の島田耕司課長、同センター職員、生徒約30人が同校環境科学科棟前に集合。
 杣所長は、「今回の作業を通し、国体開催に向けた機運醸成と公共土木施設に触れ合うきっかけにしてほしい」と話すとともに、安全作業を呼び掛けた。
 続いて、島田課長が、作業内容や手順などを説明。職員が実際に作業を示した後、生徒らは10班に分かれ作業を行った。
 生徒らは、学校周辺の県道東宮野目線と同羽黒堂二枚橋線に設置された視線誘導標を水拭きと乾拭きで清掃。その後、そばっちが描かれたシールを2枚貼り付けた。
 作業に参加した同校の柏崎圭祐さんは、スムーズに作業ができたと振り返り、「作業を通して、国体が間近に迫っていることを実感した。普段何気なく見ていたものが、視線誘導標という名称だとは知らなかった」と話し、公共土木施設に対する理解が深まった様子だった。

提供:日刊岩手建設工業新聞社