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　蕨市は、公共下水道事業認可区域約５１０haを対象とした下水道管路長寿命化基本計画を２０１７年２月末までに策定する。既存下水道管路の情報を整理し、更新費用の平準化などを基本構想で取りまとめる。策定後、詳細調査・設計・工事を段階的に進める方向。
　策定業務はパスコさいたま支店が担当。２００カ所程度の管口カメラ調査などにより施設の健全度を評価した上で、対策の優先度を判断する。
　計画対象は区域内の合流管、分流管（汚水、雨水）、マンホールとなる見通しで、策定業務で精査する。
　基本計画策定後に実施する詳細調査は、目視調査と自走式のカメラなどを利用した管内カメラ調査を見込んでいる。