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北陸工業新聞社
2016/08/01

【富山】西IC周辺は工業地域に/5地区100ヘクタール、市街化区域へ/富山市

 富山市は、富山高岡広域都市計画の市街化区域編入に伴い、富山西インターチェンジ(IC)地区を工業地域に定めるなど、用途地域の変更案をまとめた。
 ▽富山西IC地区37ヘクタール▽東富山駅地区31・1ヘクタール▽呉羽駅地区24・8ヘクタール▽富岩運河地区2・4ヘクタール▽岩瀬地区4・7ヘクタール―の5地区100ヘクタールを、市街地化調整区域から市街化区域に編入し、無指定から用途地域を定めた。
 富山西IC地区は、IC周辺を工業地域とし、工業集積を図る。市の工業振興ビジョンでは、企業団地整備の推進を盛り込み、市外からの企業進出などのニーズに対応する。東富山駅地区は駅東側、呉羽駅地区は駅北側を第一種住居地域とし、人口集積を進める。
 富岩運河地区は運河沿岸を対象に、第一種中高層住居専用地域0・7ヘクタール、第二種中高層住居専用地域0・2ヘクタール、第一種住居地域0・01ヘクタール、準工業地域0・6ヘクタール、工業地域0・3ヘクタール、工業専用地域0・6ヘクタールとする。岩瀬地区は岩瀬運河の河口部を、近隣商業地域1・2ヘクタール、準工業地域2・9ヘクタール、工業専用地域0・6ヘクタールとする。ともに緑地、親水空間を創出する。
 東富山駅、呉羽駅、富岩運河(一部)の3地区は、良好な住宅地の形成を誘導するため、建築物の高さの最高限度を定める高度地区に指定。富岩運河、岩瀬の2地区では、大規模集客施設の立地を制限する特別用途地区に指定する。
 市では、8月24日に開く都市計画審議会での決定を予定している。

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