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建通新聞社
2016/08/02

【大阪】大阪府 吹田佐竹台住宅実施方針を公表

大阪府は、府営吹田佐竹台住宅の建設事業で、民間事業者が設計・建設して府に所有権を移転する「BT方式」の民間活用を導入するため、事業実施方針を公表した。11月中旬に総合評価一般競争入札を公告し、2017年3月に事業者を決定する予定だ。
 入札へは、複数の企業で構成するグループで参加する。応募要件に関しては、▽設計▽建設▽工事監理―について、それぞれ設定。設計に当たる企業の応募要件は、▽一級建築士事務所の登録▽過去10年以内に鉄筋コンクリート造6階建て以上の共同住宅で、延べ床面積3120平方b以上、または42戸以上(※以下、基準規模)の設計実績―など。
 建設(既存建物解体撤去工事を含む)に当たる企業の応募要件は、▽大阪府の「建築工事」の入札参加資格▽過去10年以内に、基準規模の施工実績―など。工事監理に当たる企業の応募要件は、▽一級建築士事務所の登録▽過去10年以内に基準規模の工事監理実績―など。
 新設する府営住宅の戸数は70戸を想定。住戸タイプの内訳は、1DKが4戸、2DKが36戸、3DKが26戸、4DKが2戸、MAIハウス2DKと同3DKが各1戸。敷地面積は約2・74f。用途地域は第1種中高層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率150%)。場所は吹田市佐竹台5。
 今後のスケジュールは、11月中旬に総合評価の一般競争入札を公告し、17年2月下旬に参加表明、事業提案書などを受け付け、3月下旬に落札者を決定する。その後、6月中旬に契約を締結する予定だ。府営住宅は19年度の供用を目指す。
 府は、同事業に関する説明会を8月4日午後2時(参加受け付けは8月3日まで)から開く。場所は府咲洲庁舎31階。

提供:建通新聞社