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建通新聞社(中部)
2016/08/10

【三重】あけぼの学園移転で用地造成9月公告へ 四日市市

 四日市市は、児童発達支援センター「あけぼの学園」の移転新築事業で、下海老町地内での用地造成工事の入札を9〜10月にも公告する見通しだ。
 市は2016年度当初予算に敷地造成工事費などとして2億5400万円を確保。造成設計をカギテック四日市支店(四日市市)に委託し8月末の納期で進めている。
 造成工では、調整池の築造、雨水排水構造物の設置などがメインとなる。その他の土工については、敷地内の土を生かし、レベルを揃える程度とする。用地の東側に隣接する市道山城下海老線の拡幅工事(延長220b、幅員9b)などは発注済みとなっている。
 また、新施設の建築工事を予算措置が順調なら、17年度に発注する。18年度内の完成を目指している。基本・実施設計を浦野設計三重支社(津市)に委託し、17年2月28日までの納期で進めている。
 同事業は、現施設(鉄骨造平屋1600平方b)の老朽化などに対応するため、下海老町字高松の敷地8540平方bに新施設を建設、移転する。
 新施設の計画規模は、鉄骨造平屋約3000平方b。教室や職員室、遊戯室、園庭なども整備する予定だ。 
 移転新築後の現施設(西日野町4070ノ1)の利用方法については、今後検討を進める。

提供:建通新聞社