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建通新聞社四国
2016/08/02

【香川】斎賀建築設計に 新三豊警察署実施設計

 香川県警察本部は、三豊警察署新築実施設計(三豊市高瀬町下勝間)を斎賀建築設計事務所(観音寺市)に委託した。設計には電気、機械設備やエレベーター設備も含む。設計期間は2017年3月31日までで、17年度に庁舎棟などに着工する。18年度の建築工事完成を目指す。
 老朽化し手狭な現三豊警察署を移転整備により建て替えるもので、規模は、庁舎棟(本館)が鉄筋コンクリート造5階建て延べ3540平方b、車庫棟、運転免許更新施設が入る付属棟が鉄骨造2階建て延べ730平方b、自転車置き場が鉄骨造平屋230平方bで庁舎全体では総延べ面積約4500平方bとなる。
 庁舎本館には警務課、会計課、生活安全課、地域課、刑事課、交通課、道場、会議室などが入署。付属棟には車庫、運転免許更新事務室(2階)、講習室等が入る。駐車場は一般用で50数台を確保し、相談室や被害者対応室などを完備。防災拠点とするための災害対応室も備える。また、バリアフリー対応にしLED照明を標準仕様とする。
 現三豊警察署(本館・鉄筋コンクリート造3階建て塔屋付延べ1024平方b、分館・鉄骨造2階建て延べ631平方b)では、敷地内の駐車場が限られ民地を借地し対応していたことや、運転免許更新施設も狭く、土地形状などから施設内の利便性も十分ではなかった。
 このため、現三豊警察署(三豊市高瀬町下勝間2516ノ4)から学校法人瀬戸内学院香川西高校軟式野球グラウンド跡地(三豊市高瀬町下勝間2351ノ2)の約5300平方bに移転する。

提供:建通新聞社