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建通新聞社(神奈川)
2016/08/03

【神奈川】国土交通省と神奈川県 鶴見川水系河川の洪水浸水想定区域を指定・公表

 国土交通省と神奈川県は2日、神奈川県内の鶴見川水系河川について、洪水浸水想定区域の指定・公表を行った。
 想定し得る最大降雨(48時間の総雨量792_)により、河川が氾濫(はんらん)した場合に浸水が予想される区域、水深、浸水継続時間を示したもの。また、一定条件下で家屋が倒壊・流出することが予想される「家屋倒壊等氾濫想定区域」も公表した。
 減災の取り組みの一環として、市町村長による避難勧告などの適切な発令や、住民などの主体的な避難に役立てることを目的とする。
 対象河川は鶴見川水系鶴見川、矢上川、有馬川、早淵川、鳥山川、砂田川、大熊川、恩田川、梅田川、麻生川。関係市は、横浜市鶴見区、神奈川区、港北区、緑区、都筑区、川崎市川崎区、幸区。
 今回の洪水浸水想定区域の指定・公表は、前回(2009年度)分を見直しているもので、今後、おおむね5年程度で県内全河川を完了する予定だ。
 公表資料は、神奈川県横浜川崎治水事務所などの指定閲覧場所とホームページで閲覧できる。
 提供:建通新聞社