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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/08/03

【山梨】県の総合球技場基本構想は日本総研

 県は、総合球技場整備の基本構想策定業務の公募型プロポーザル(企画提案審査方式)を行い、日本総合研究所(東京都品川区)と契約した。契約額は3674万1600円。
 具体的な業務内容は@県内球技場の現状と課題の整理A施設概要の検討(サッカーやラグビーなど競技種目の選定、収容人数や施設規模、エコやバリアフリー、モデルプラン、整備費概算など)B建設候補地の検討(法令や利便性、駐車場などの適地評価)C事業化手法の検討D周辺交通影響度評価―など。基本構想は10月ごろに原案作成を見込んでいる。
 プロポには4者が参加。日本総合研究所は、提案内容やヒアリング・プレゼンテーション審査で最も高い評価だった。
 県では、総合球技場について本年度に検討委員会を発足させている。日本総合研究所は検討委員会の開催支援も行う。
 建設場所について後藤斎知事は、2月の県議会所信表明で「交通の利便性が高く、本県を象徴する地域となる小瀬スポーツ公園周辺を含めたリニア駅の近郊への整備を目指し、リニア環境未来都市における施設として位置付けてまいりたい」と述べている。県の担当は政策企画課。