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建設経済新聞社
2016/08/04

【滋賀】文芸の郷施設長寿命化 5ヵ年計画で整備へ

 近江八幡市は、設置以来21年が経過した安土文芸の郷公園の施設長寿命化を計画、28年度に計画策定業務を進め、29年度から5ヵ年計画で修繕、改築・更新の整備を目指す。
 安土町下豊浦・桑実寺の文芸の郷では、敷地約11万6000uに、クラシック音楽ホールや屋内体育施設・多目的ホール、観光施設、レストラン、屋外多目的グランドなどが配置されている。
 調査対象は、建物では、▽文芸セミナリヨ=クラシック専用ホール、客席380席▽あづちマリエート=総合体育館・多目的ホール、収容人数1000〜1500名▽安土城天主信長の館=観光施設、安土城最上部の5階及び6階を復元、展示▽文芸の郷レストラン=地元食材を使ったレストラン、座席64席▽多世代交流館=S造テント張り、メリーゴーランド、健康増進器具▽文芸の郷練習場▽その他=器具倉庫、売店、屋外トイレ(スペイン広場)、屋外トイレ(セミナリヨ横)−の建物(RC造一部S造、延約7300u)。
 屋外施設では、▽多目的グランド=野球場1面▽テニスコート=クレイコート4面の屋外施設。あわせて、バックネット、多目的グランド及びテニスコート照明、柵、彫刻(水辺の妖精)、日時計が調査対象。
 市は、6月に長寿命化計画策定業務をキタイ設計(近江八幡市)に委託、予備調査、健全度調査、健全度・緊急度判定から進め、長寿命化計画を策定する。整備では、国の社会資本整備交付金を活用、29年度からの5ヵ年計画で整備し、予防保全的管理により施設の安全性を確保するとともに、維持管理経費を縮減させる考え。