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日刊建設工業新聞
2016/08/04

【鳥取】赤碕新港にギンザケ養殖場新設/県、琴浦町と3者で協定に調印

 林養魚場(本社・福島県)の現地法人・鳥取林養魚場(萩原岳人社長)が、琴浦町の赤碕新港に「陸上循環ろ過養殖システム」(RAS)を使ったギンザケ養殖場を新設することになり、支援する県・琴浦町と2日、琴浦町役場で協定書の調印式を行った。ギンザケ600dを生産する予定で、将来的には、加工場、レストランの整備なども検討している。
 調印式には、署名者として鳥取林養魚場の萩原社長、琴浦町の山下一郎町長、県の平井伸治知事の3人、立会者として林養魚場の林愼平会長、林総一朗社長らが出席。3人が協定書に署名し、事業概要を説明した。
 鳥取林養魚場は、5月9日、琴浦町赤碕に設立。赤碕新港の6951・8平方bに、ギンザケ養殖場を建設する。11月に孵化棟、2017年3月に養殖場(本棟)が完成する予定。孵化棟完成後、12月に発眼卵を導入。育成を開始し、幼魚の一部を17年12月に弓ヶ浜水産に出荷。残った幼魚の飼育を続け、18年2月と4月には成魚を出荷する予定。