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北陸工業新聞社
2016/08/05

【石川】無量寺岸壁、補正前倒しを/谷本知事が中神整備局長に/懇談会開く/手取川橋梁の支援も

 谷本正憲知事と中神陽一北陸地方整備局長との懇談会が4日、県庁庁議室で開かれた。このなかで、谷本知事はクルーズ船の金沢港への寄港が猛烈な勢いで増えている状況を説明し、直轄事業での無量寺岸壁の早期整備に向け「17年度当初予算と言わず、今年度補正予算で是非、前倒してほしい」と、強く求めた。
 冒頭のあいさつで、中神局長は今年度から新規事業化した能越自動車道田鶴浜七尾道路、国道8号倶利伽羅防災などに触れ、「なお一層の連携を深くして、事業を推進したい」と述べた。
 谷本知事は「北陸新幹線開業後、金沢港が我々の想定をはるかに超える形で活況を呈し、拠点性をおびてきた」とし、直轄事業での大浜岸壁水深13メートルが完成すれば「4万トンの貨物船が入港し、重量建設機械が出荷できるようになり、立地環境がさらに整う」と強調。クルーズ船については「3万トン以下は無量寺岸壁を使えるが、(客船の大型化で)殆どは隣のフェリー用の戸水埠頭に接岸。戸水では貨物も扱っており、非常に混雑。最も基本的なインフラ整備の遅れがだんだん露呈してきた」と述べた。来年は50超のクルーズ船が寄港し、日本海側では断トツの一位となることが見込まれるとし、「無量寺岸壁の整備を兎にも角にも急がないと海外からの誘客、クルーズ船の需要に対応しきれず、差し迫った問題だ。補正対応を含め、早期整備をお願いする」と要請した。
 国道159号金沢東部環状道路に関して、谷本知事は「東長江から神谷内間の4車線化工事が着実に進められているが、早く神谷内から森本インターまでを(4車線で)つなげないと渋滞の解消はありえない」とし、今年度から取り掛かる「のと里山海道」の柳田から上棚矢駄インター間の4車線化整備や、加賀海浜産業道路手取川架橋区間における「手取川橋梁」整備への支援を求めた。

hokuriku