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　津市が進める「津市産業・スポーツセンター建設工事」（津市北河路町）の工事現場で１日から、仮囲い壁面に地元の安東小学校の児童による１０４枚の絵画が展示されている。建築工事を担当する清水・日本土建・東海土建特定建設工事共同企業体（ＪＶ）が児童の絵を展示する案を市を通じて学校側に提案した。
　壁面には児童が描いた風景や竹取物語などを題材にした絵、版画などが飾られ、仮囲いが撤去される12月中旬まで展示される。同施設は屋内スポーツ施設「サオリーナ」や三重武道館などで構成する総合施設。２０１５年４月に着工、17年10月１日にオープンする予定。
　同市市産業・スポーツセンター推進室の西口哲司室長は、「小学生が頑張って描いた絵とともに建設現場の様子もご覧いただき、来年10月のオープン後には、ぜひ大勢の方々にご利用いただきたい」と話し、同ＪＶの田口資行所長は、「近隣環境への配慮の一環としてご協力を仰ぎ実現しました。これを機会に建設工事への関心や新たなスポーツ施設への親しみが深まればと思います」と述べた。

提供：建通新聞社