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　富士吉田市は、市営上宿と諏訪内・西吉田の３団地を統合して、（仮称）市営上吉田団地を建設する。団地の基本設計を雨宮建築設計事務所（甲府市上石田４−７−７）へ先月下旬に委託した。納期は来年３月末。住民説明会や対象団地入居者の住宅意向調査も行う。
　計画によると、来年度に団地の実施設計、２０１８年度に造成工事（第１期）、19年度に建築および外構工事（第２期）、20年度に入居者の受け入れと用途廃止し、団地の解体撤去を予定している。
　高齢者が多く、北口本宮冨士浅間神社があることから、構造はＷ造１階から２階建てで、７棟から８棟程度（１〜３ＤＫ、50〜60戸）を想定。
　人気の高い市営西丸尾団地を参考にし、整備を進める考え。年度内の土地開発公社所有の建設地の購入を目指す。
　建設予定地は、上吉田諏訪内５４０４−１ほかで、敷地面積は１万３６１４�u。
　その周辺には、▽上宿団地17戸（建築１９５５年〜61年）▽諏訪内団地28戸（１９５８年、６号館のみ71年）▽西吉田団地29戸（１９６１年〜65年）−があり、老朽化し建物の耐用年数も大きく経過。そのため市では、古い団地を解体および用途廃止し、新たに団地を建設する。
　市の本年度当初予算には、建て替え事業費（諏訪内用地購入・基本設計など）に１億４４２５万１０００円を計上した。