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建通新聞社(中部)
2016/08/09

【愛知】豊橋駅前再開発ビル建設で鹿島を特定

 豊橋駅前大通二丁目地区市街地再開発組合(豊橋市駅前大通2ノ33ノ1)は、再開発事業を進めるため「特定業務代行者」を公募型プロポーザルで募集した結果、鹿島を候補者に特定した。近日中に契約を締結する。
 特定業務代行者の業務内容は、既存施設の解体や施設の新築のほか、実施設計への技術支援や未処分保留床の処分などが含まれる。基本・実施設計はアール・アイ・エー・K計画事務所JVが担当。事業費は約215億円。
 再開発組合の参加組合員は中部ガス不動産ら。事業内容は、既存の名豊ビルなどを撤去し、東棟と西棟で構成する再開発ビルを新築する。規模は東棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上18階建て延べ3万5895平方b、西棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上17階建て延べ1万5190平方b。敷地面積は東棟が4996平方b、西棟が2250平方b。
 施設概要は、商業施設、住宅、駐車場のほか、豊橋市が計画する図書館と東西を結ぶ広場を整備する。
 今後のスケジュールは、2017年5月に東街区の既存施設解体に着手する予定。同年10月に東棟の着工、20年3月の完成を目指す。20年5月に西街区の既存施設解体に着手し、同年10月に西棟の着工、23年3月の完成を目指す。
 建設地は豊橋市駅前大通2ノ32ノ1ほか。

提供:建通新聞社