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建設経済新聞社
2016/08/09

【京都】南区西九条の南警察署跡地 所有権が移転、活用を検討

 京都市南区西九条の京都府警南警察署跡地の所有権がこのほど京都市に移転したことが分かった。
 老朽化した南警察署の移転については、南警察署と京都市生活環境美化センターの用地を京都府と京都市が交換する方式を採用し、京都市南区西九条森本町39−2(京都市生活環境美化センター等敷地の一部)の敷地約3600uに府警が新庁舎を建設し、27年10月13日に運用を開始した。
 旧南警察署の庁舎解体工事は27年10月20日に府警が入札を実施し、長村−鳥羽特定建設工事JVが落札。解体工事を実施した。
 その後、28年6月末頃に京都市に土地の所有権が移転した。
 土地は京都市環境政策局が所管しているが、環境政策局で活用することがなければ、関係各局に照会して活用を検討するとみられる。
 南警察署跡は京都市南区西九条南田町3の敷地面積2586・87u。南側隣接地に京都市南区役所がある。
 用途地域は近隣商業地域及び第2種住居地域。その他規制は準防火地域、街並み型建造物修景地区、20m第4種高度地区・第2種高度地区。