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建通新聞社(中部)
2016/08/18

【岐阜】飛騨市が新たな残土処分場整備 10候補地から選定

 飛騨市は、新たな残土処分場の整備を計画している。これに先立ち候補地の選定作業を相和コンサルタント(飛騨市)に委託した。市が候補として調査依頼した2カ所のほか、新規8カ所を選定し、10月27日までにまとめる。
 市には現在、「神岡町」と「宮川町種蔵」の2カ所に残土処分場がある。「神岡」の最大容量は8万6500立方bで、これまでに3万7000立方bを受け入れている。また、「宮川町種蔵」は最大容量13万1000立方bに対し、6〜7万立方bを受け入れている。
 今後、ハイパーカミオカンデや国道360号宮川地区のトンネル工事などが予定されていることから、2カ所の処分場では対応できないことが想定されるとし、新たな処分場を計画した。
 候補地は10〜20万立方bの容量を確保できることを基準とし、選定作業には、市として古川町数河と河合町元田の2カ所を調査対象として指定した。さらにこのほか新規で市内8カ所を選定し計10カ所の中から絞り込む考えだ。
 2016年度中に選定した10カ所について条件などを検討し、実現可能な最終候補地を決める。早ければ17年度当初予算に処分場整備費を要望し。順調なら17年度に工事着手する計画だ。

提供/建通新聞社