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建通新聞社(東京)
2016/08/19

【東京】UR 山下設計に委託 八王子中心部検討

 UR都市機構東日本都市再生本部は、「八王子旭町・明神町地区における施設計画等検討業務」を山下設計(中央区)に委託した。東京都による産業交流拠点整備の進展を踏まえ、八王子市旭町・明神町地区でのまちづくりの方向を検討する。納期は2017年3月17日。成果品をURがコーディネーターとして参加している旭町地区地権者協議会などで活用する。
 対象地区は全体面積約3f。JR八王子駅と京王八王子駅の中間地点に位置する。東側が都合同庁舎(敷地面積0・6f)、中央部が都産業技術研究センター八王子支所跡地(同約1f)、西側が八王子市保健所や民間建物などがある区画(同約0・8f)で構成している。
 東側の合同庁舎敷地と中央部の約1fを活用して、都が産業交流拠点と八王子合同庁舎を合築整備する計画。延床面積は約3万0800平方bで、八王子都税事務所や南多摩西部建設事務所、浅川林務出張所、八王子市保健所が入居する。設計は山下設計(中央区)が担当しており、18年度の工事着手、21年度の完成を目指している。
 西側街区は、JR八王子駅と京王八王子駅を結ぶ道路の前面に位置している。東側・中央部街区での都の施設整備を踏まえ、一体的なまちづくりの機運を醸成するため、地権者らで構成する旭町地区地権者協議会を14年12月に立ち上げている。協議会の参加者は13者(地権者総数は15者)。
 今回の業務では、協議会の参加者にまちづくりの方向性をより具体的にイメージしてもらえるよう、施設の用途や配置、採算性などをまとめる。
提供/建通新聞社