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建通新聞社(中部)
2016/09/01

【三重】中心市街地活性化に向け拠点施設を建設 四日市市

四日市市は、中心市街地の活性化を目的とする拠点施設の建設に向け、基本計画策定支援業務を公募型プロポーザルで選定した結果、契約相手方候補者を都市研究所スペーシア(名古屋市中区)に決めた。
 支援業務により提出された内容を、学識経験者と市担当者などで組織する策定委員会で5回程度協議し、2017年9月29日までに業務を完了させる。
 同業務では、施設の導入機能や施設計画、事業化計画、管理運営方策を検討するほか、学識経験者と市担当者などで組織する策定委員会に係る運営支援・資料作成などを行う。PFIなど事業手法の導入も検討する見通しだ。
 市は15年度、「中心市街地活性化推進方策検討会議」(座長:有賀隆早稲田大学理工学術院教授)を設置し、にぎわいを創出する拠点施設の内容、候補地などを検討してきた。市議会の「新しい図書館を考える分科会」の報告とも併せ、JR四日市駅側への波及効果やランドマークとしての役割、利便性などの観点から、建設予定地を市庁舎の東側広場とすることを決めている。

提供:建通新聞社