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建通新聞社(中部)
2016/08/30

【愛知】東岡崎駅周辺地区ペデストリアンデッキの詳細開始 岡崎市

 岡崎市は、東岡崎駅周辺地区整備事業のうち、新たに設けるペデストリアンデッキの詳細設計を開始した。トーニチコンサルタント中部支社(名古屋市中区)に業務を委託。設計工期は2017年3月24日で、詳細をまとめる。年度内を視野に入れ、早期工事着手を目指す。
 整備計画によると、ペデストリアンデッキは、東改札口を起点に東岡崎駅前広場(面積約3000平方b)や明大寺交通広場(面積約2400平方b)などを高さ9b程度のデッキで周遊する。駅東口から都市計画道路岡崎一色線を横断、同交通広場を経由して乙川堤防道路までを主導線に位置付ける。同交通広場には中央デッキを設け、駅東口をはじめ隣接する北東街区や乙川など観光施設に導く計画だ。
 今回の設計では、ペデストリアンデッキの構造や延長、幅員のほか、支柱の配置などについて盛り込む考えで、現況を考慮しながら詳細をまとめる。北東街区では、商業施設を中心に開発事業者の選定を進めている。施設との整合などについては、今後決定する事業者との協議を踏まえ検討していく方針だ。
 同事業については、ペデストリアンデッキをはじめ、東岡崎交通広場や明大寺交通広場、北東街区など東エリアの整備を先行して進める見通し。目標年次を18年度末として、各施設の整備スケジュールを調整する。前倒し整備により早期完成を目指す。

提供:建通新聞社