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北陸工業新聞社
2016/08/27

【石川】設計完了、橋長は40・8m/鳴和三日市線中島大橋架替/県都市計画課/仮橋整備へ準備進める

 石川県土木部都市計画課は、ボトルネックの解消により、都市内交通の円滑化を図るため、都市計画道路鳴和三日市線中の「中島大橋」(金沢市昌永町〜笠市町地内)の架け替えを計画し、これまでに橋梁詳細設計業務が完了した。一方、架け替え工事に先立ち、現橋梁の下流側に設ける仮橋整備に向けた諸準備なども鋭意進めている。
 新橋梁の形式は、バイプレストレッシング方式PC単純I桁橋で、橋長は40・8メートル、幅員20・8メートル(車道4車線、両側歩道付き)。下部工は橋台2基となる。橋梁詳細設計は国土開発センターが担当した。
 中島大橋の架け替えに合わせ、橋梁前後の道路線形も改良する。整備延長は280メートル(橋梁部を含む)、幅員20メートルで計画されている。
 なお、二級河川浅野川に架かる既存の中島大橋(ボーストリングトラス橋/橋長37・0メートル、幅員14・2メートル)は1954(昭和29)年に供用。架設から60年余りが経過して経年劣化が目立つほか、橋梁前後区間は4車線だが、橋梁部は2車線しかなくボトルネックとなっていた。1日平均の交通量も2万1200台(10年調査時)と多く、仮橋は歩道付き、車道4車線となる見込み。

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