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　埼玉県電業協会（岡村一巳会長）は27日、建産連研修センターで第１種電気工事士受験準備講座を開講した。講師はケイ・教育企画サポート事務所代表の小泉一夫氏。この日は５日間コースの初日で、参加者はカリキュラムに沿った講義を聞き、過去に出題された試験問題に取り組み、筆記試験を突破するための具体的な学習指導を受けた。
　小泉氏はあいさつで「10月２日の試験まで１カ月余ありますが、しっかりとした準備をしないと残念な結果になってしまいます。私どもは準備のためのお手伝いとして合格の秘訣をお教えできればと思っています。ただこの５日間の講座だけ出ていれば点数が取れるというものではありません。毎日、一定の時間を使ってコツコツ続けて勉強しないと合格できません」と試験に臨む心構えを各自に徹底し、カリキュラムの説明に入った。
　５日間ともに午前中に講義を実施。高圧受電設備、配線図・制御回路、電気機器、電気工事の施工方法、自家用電気工作物の検査方法、材料・工具、保安に関する法令、発電・送電・変電、電気の基礎理論・配電理論について学ぶ。
　午後は過去の問題を使った模擬試験を行い、採点・評価後、試験内容について解説を受け、個人別に学習指導を受ける。