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建通新聞社四国
2016/08/30

【愛媛】松山市 松山駅周辺地区の景観計画策定へ

 松山市は、鉄道高架事業などの整備が行われている松山駅周辺地区の景観計画を策定するため、24日に第1回の市景観審議会(会長・千代田憲子愛媛大学教育学部教授)を開き事務局側が骨子案を示した。今後、2016年度中に景観計画素案をまとめ、17年度中に「景観計画」と「地区計画」を策定し18年度からの運用開始を目指している。
 今回、景観計画策定を目指すのは、松山駅周辺土地区画整理事業区域で第一種住居地域を除くとともに隣接する道路沿線を含む「松山駅周辺地区」と松山駅前から城山公園間約500bの「大手町通り地区」の2地区。
 景観計画は、景観形成の方針や建築物の建築などの際に守るべき制限事項などを景観法の規定に基づき定めるもので、景観計画区域に指定されると建築物や工作物の建築着手30日前に届け出が求められる。
 松山市は10年以降、景観計画区域として市役所前榎町通り地区、二番町通り地区、道後温泉本館周辺地区、永木橋から松山城を望む区域を眺望保全区域として指定しているほか、花園町通り地区を候補地区として景観形成基準を検討している。

提供:建通新聞社