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建通新聞社(中部)
2016/09/15

【愛知】3カ年で歴史博物館建設へ継続費34億 刈谷市

 刈谷市は、2016年度から3カ年で「歴史博物館」の建設に着手する。9月補正予算案に1億7222万円を計上し、16〜18年度の継続費で総額34億4610万円(17年度・21億6202万、18年度・11億1185万)を設定する。今後、入札公告の概要をを詰め、12月議会承認案件として工事発注する。18年度末に開館する予定だ。
 計画によると、規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ4087平方b。刈谷市の歴史や考古、民俗などに関する文化財を保存、管理する新たな博物館として、ミュージアム機能や祭り伝承機能、アーカイブズ機能、埋蔵文化財保存機能を有するなど多機能型博物館を建設する。
 また、重要文化財を展示できるように文化庁の公開承認施設となるため、展示室は適切な温度管理ができるように二重壁構造で24時間空調を整備する。
 このほかに、祭り伝承機能では刈谷市を代表する大名行列や万燈祭などについて展示し、博物館内に山車祭の山車を収納して展示するスペースを設ける計画だ。
 設計は11月30日工期で佐藤総合計画中部事務所(名古屋市中区)が担当している。
 建設地は逢妻町4丁目、刈谷市民体育館北側で敷地面積は約1万1800平方b。

提供:建通新聞社