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建通新聞社(中部)
2016/09/21

【三重】生活排水処理の人口普及率公表 三重県

 三重県環境生活部は、2015年度末の生活排水処理施設における処理人口普及率を公表した。総人口184万4792人のうち、県内の下水道、集落排水施設、浄化槽、コミュニティ・プラントなどを合計した処理人口は152万4020人(前年度152万2176人)で、普及率は82・6%(同82・2%)となった。14年度末と比較して、処理人口で1844人の増加、普及率で0・4ポイント増加した。全国の普及率は89・9%で、三重県は7・3ポイント低い結果となった。
 生活排水処理施設別で見ると、下水道が処理人口95万4044人(同93万9238人)で、普及率は51・7%(同50・7%)で1ポイントの増。農業集落排水施設など(漁業、林業、簡易排水を含む)が処理人口10万1683人(同10万0657人)で、普及率は5・5%(同5・4%)で0・1ポイントの増。浄化槽が処理人口46万4908人(同47万8893人)で、普及率は25・2%(同25・9%)で、0・7ポイントの減。コミュニティ・プラントなどが処理人口3385人(同3388人)で、普及率は0・2%(同0・2%)で増減なし。浄化槽は、14年度に引き続き減少しており、これは公共下水道の区域拡大による要因が大きいものとしている。
 9地域別の普及率を見ると、桑名地域が92・7%と最も高く、鈴鹿、四日市地域が90%台で続いている。

提供:建通新聞社