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日本工業経済新聞社(山梨)
2016/09/09

【山梨】県都計審で道路変更4件

 県の都市計画審議会が6日に開かれ、都市計画道路の変更4件などを承認した。変更路線は、東通り線(上野原市)、田富西通り線(中央市)、田富東西線(中央市)、本町絵見堂線(韮崎市)。田富西通り線は、上り線について新山梨環状道路との立体交差へ線形を変更する。
 審議会で承認されたため、4件について県では来月に都市計画決定告示を予定している。
 4件の変更内容などは次のとおり。
 【上野原都計道3・5・4号東通り線】
 終点側からの路線のうち、JR中央本線の手前で東側へ90度曲がる箇所について、大型車などの円滑な通行に資するため、道路線形を内側へのカーブに変更する。
 それに伴い、終点側から計画している歩道設置区間(歩道W2・5m)を現在の210mから、カーブ開始地点までの170mに変更する。周辺の土地区画整理事業や上野原駅改修などで交通量の増加が予想されるため対応する。
 【甲府都計道3・4・20号田富西通り線】
 中央市の田富庁舎の西側を走る同路線の上り線について、新山梨環状道路との立体交差へ線形を変更し、スムーズな合流を確保する。幅員は16m(2車線)。
 【甲府都計道3・3・8号田富東西線】
 同路線は新山梨環状道路として、側道機能と田富東ランプと田富西ランプを結ぶ機能として1方向(W14・35m)、2方向(W29m)として都市計画決定されている。道路詳細設計では側道機能(W10m)、副道機能(W5m)に分離し整備を進めたが、副道機能は整備しなくても機能が確保されることが確認でき、地元の了解も得られたため、副道機能を減じた幅員である1方向(W10m)、2方向(W20m)に変更する。これに伴い、沿道の建物の建築規制が無くなる。
 【韮崎都計道3・5・1号本町絵見堂線】
 同路線は、韮崎市の中心部と北杜市方面を結ぶ幹線道路で、本町交差点から絵見堂交差点までは整備済みだが、本町交差点以南は代替機能が確保されているため、本町交差点から市役所通り線まで未整備区間160mを廃止する。
 今後、国土交通大臣の同意を得て変更告示を行う予定。