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建通新聞社(神奈川)
2016/09/12

【神奈川】津久井やまゆり園 家族会が建て替え要望 黒岩知事が尊重の意向

 殺傷事件が発生した神奈川県立「津久井やまゆり園」の施設について、12日に家族会が津久井での建て替えの要望書を県に提出した。黒岩祐治知事は12日の県議会代表質問に、「意向を尊重したい」と答弁。9月中に再生についての方向性を決定する予定だ。
 12日の県議会では、しきだ博昭議員(自民党)が、施設再生に向けた取り組みについて質問。これに対して黒岩知事は、「家族会などの意向を尊重したい」と、現地での建て替えを基本とする考えを示した。「津久井やまゆり園事件再発防止対策・再生本部」での検討を経て、9月中に方向性の結論を出す予定だ。
 津久井やまゆり園(相模原市緑区千木良476)は知的障害者支援施設。敷地面積3万0890平方b、施設は延べ1万1885平方b。1996年の建築。
 事件後の対応を検討しているが、現施設の利用を再開するにはクリーニングでは不十分とされ、建て替えをするか、大規模な改修を選択するかの議論が行われてきた。
 建て替えの工期は4〜5年、工費は数十億円とみられ、入所者はその間、別の施設などで生活することになるなどの課題がある。県の指定管理者である「かながわ共同会」は先に建て替えの要望を表明している。
 また、かながわ共同会は13日に事件についての中間報告を行い、10月17日までに最終報告を行う予定。県は、再発防止策や課題整理のため第三者による検証委員会を設け、この場で最終報告を検証。11月中に一定の検証結果をまとめ、施設再生計画にも反映させる。
 提供:建通新聞社