トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2016/09/13

【愛媛】四国電力 19年夏に更新着工 西条石炭発電所1号機

 四国電力(高松市丸の内2ノ5、佐伯勇人社長)は、西条石炭火力発電所にある2基の発電設備のうち1号機を2019年夏から最新鋭の高効率発電技術である超々臨界圧発電設備に更新する。これに伴い出力も15・6万`hから約3倍の50万`hになる。運転開始は23年春を目指しており、工事は直営で行われる。
 西条発電所は1号機(15・6万`h)が1965年、2号機(25万`h)が70年に営業開始。その後、1号機が83年、2号機が84年に石油から石炭へ燃料転換しており、合計40・6万`hの石炭火力発電所として稼働している。1号機の更新により合計出力は75万`hになる。
 1号機は運転開始以来50年が経過しているうえ、最新鋭の発電設備に比べ熱効率が低いことから更新することとなった。
 新発電設備の主要機器の種類は、ボイラーが放射再熱貫流型(容量1540d/時)、蒸気タービンが再熱復水型(同50万`h)、発電機が三相交流同期発電機(同50・6万`ボルトアンペア)、主変圧器が導油風冷式(同53万`ボルトアンペア)、煙突が鉄塔支持型(高さ180b)−など。
 工期は19年夏から着工し、土木建築工事が約37カ月。機器据え付け工事が2年目から取り掛かり約23カ月。
 場所は西条市喜多川853他。発電所用地は約31万平方bで敷地東側の燃料タンクを撤去した跡地に新設1号機を建設する。また敷地北側に隣接する埋立地約10万平方bには、総合排水処理装置を設置する他、建設工事中の資機材置き場や駐車場などの工事用地として活用。運転開始後も定期検査時の資機材置き場として利用する。
 既設1号機の撤去については、新設1号機が運転開始してから設備の劣化状況や跡地利用計画などを踏まえて検討することとなる。

提供:建通新聞社