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建通新聞社(中部)
2016/09/23

【三重】四日市足見川でメガソーラー事業 ジーヴァエナジー

 合同会社「四日市足見川メガソーラー」〈代表・ジーヴァエナジー〉(東京都港区六本木)が四日市市山田町などで計画する50メガh級のメガソーラー「四日市足見川メガソーラー事業」について、今月に開かれた三重県環境影響評価委員会小委員会で、「方法書」が審議された。方法書は環境影響評価の最初の手続きとして5月に公告されたもので、今回の委員会での意見を踏まえて、10月13日までに同委員会から知事へ答申する。その後、方法書に示した調査項目に沿った調査を行い、その結果を踏まえた「準備書」を作成し、公告・縦覧などの手続きを行う。最終段階の「評価書」を経て工事着手することになる。
 同事業は、四日市市山田町、波木町、小林町の足見川の左岸側で東西に広がるスギ・ヒノキなどの植林地を開発して整備するメガソーラー事業。予定地北側に高花平住宅団地があり、県道小林鹿間線〈県道634号線〉がほぼ中央を南北に縦断し、区域を東西エリアに分けている。事業実施区域は94・6f(西エリア33・9f、東エリア60・7f)。過去にはゴルフ場建設、住宅団地の計画もあった地区。同地区の北側で東名阪自動車道に沿った区域で別のメガソーラー事業「四日市ソーラー事業」計画も進められている。
 事業計画を見ると、敷地のうち、65・7fにソーラーパネル約23万7000枚を設置する(調整池内への設置を含めると70・3f)。発電規模は約50メガhを予定。施設機器の配置では、パワーコンディショナー、昇圧変圧器を各100台程度、送変電設備1基を計画。造成計画では、調整池を6カ所(面積6・9f)、造成森林1・5f。非改変区域は、20・4fを残置森林とした。
 工事計画では、防災工事や樹木伐採を含めた用地造成工事に約2年間、造成工事の後半からソーラーパネル設置工事、施設建設、ケーブル工事などの電気工事を並行して約2・5年の工期を見込んでおり、全体では約4年間を見込んでいる。
 事業化に当たっては、地元への説明後、環境影響評価手続きとして、5月に「方法書」を公告・縦覧を行い、その後、現地調査、事業者説明会、住民意見受け付け、小委員会などが行われ、今回、住民や委員らの意見に対して事業者側の見解を説明する形で審議された。
 質疑では、地元の自治会などから3件の要望書が提出されている状況を踏まえ、委員から「地元との合意形成が重要」との意見や、環境への影響を検討するため「現状の水系図の追加」などのデータ提供を求めた。

提供:建通新聞社