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建通新聞社四国
2016/09/16

【高知】高知市 本宮町浸水対策へ管路とポンプ整備

 高知市は、本宮町周辺で豪雨発生時の浸水対策を進めるため、実施設計を構営技術コンサルタント(高知市)に委託した。納期は2017年1月31日。管の敷設やポンプ場の新設が計画されており、設計の中で詳細をまとめ、17年度以降の工事発注に備える。
 計画では、旭小学校敷地周辺道路の下に管路を敷設し、学校の北側で土讃線の踏切がある付近にポンプ施設を整備する。管路の延長は270b、口径800_を想定しており、開削工法により敷設する。管路の種類は未定。
 ポンプ施設は、1分当たり30立方bの排水能力を持つ口径350_、動力18・5`hの水中ポンプ2台を想定している。
 本宮町周辺では、地区内に降った雨水を北側にある江ノ口川に排水しているが、江ノ口川の幅が狭いため、豪雨発生時に浸水被害が頻発している。そのため浸水対策を進めるが、北側の方が地盤が低く管路を敷設しても自然に流下できないため、ポンプの力で圧送し、地区の南側にある本宮川に排水する。

提供:建通新聞社