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建通新聞社(静岡)
2016/09/21

【静岡】静岡県浜松市 四ツ池公園競技場に補正で調査費

 浜松市は、改修を計画している四ツ池公園(中区)の陸上競技場について、9月補正予算案に施設の現況調査費など607万円を計上した。10月にも調査を委託する方針でいる。
 調査では、四ツ池公園内の野球場と陸上競技場など運動施設の耐久性、利用状況、交通アクセス、駐車場利用状況などの現状を把握するほか、風致地区など各種関係法令の規制状況を調べる。調査の後、競技者や観客、大会主催者などから見た四ツ池公園運動施設が抱える課題を浮き彫りにするとともに、都市公園として四ツ池公園に必要な整備や施設規模を関係スポーツ団体などから聞き取る予定。2016年度内に調査を終え、改修のための参考資料とする。
 市は、静岡県が西区篠原地内に整備を計画する野球場の完成後、四ツ池公園内の浜松球場を解体撤去し、国際大会が開催可能な第1種陸上競技場を整備する方針を示している。新たな陸上競技場は、現在の浜松球場と第2野球場、駐車場の敷地部分に整備し、既存の陸上競技場は、国際大会を開催する上で必要なサブグラウンドとして使用する予定。
 県が構想する野球場について市は、浜松市議会の「大型スポーツ施設調査特別委員会」で協議を進めており、9月以降の委員会で篠原地区を選定した理由や市の大型施設整備の全体計画における四ツ池公園の位置付けなどについて、本格的な議論を始める方針でいる。


提供:建通新聞社
(2016/9/21)

建通新聞社 静岡支社