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北陸工業新聞社
2016/09/27

【富山】富山市/40年間で更新費9900億円/公共施設等総合管理計画案

 富山市は、公共施設等総合管理計画(案)をまとめ、公表した。計画期間の17年度から56年度までの40年間で、公共建築物の更新費用推計は累計で9913・8億円、年平均247・8億円が必要となる。過去5年間の投資的経費の平均額は、新規投資分を含めても年間165・6億円で、将来もこの額が確保できたとしても、年間82・2億円、40年間で3288億円の不足が見込まれる。
 15年3月時点で市が保有する公共建築物は1077施設で、小規模な施設を除いた543施設が対象となる。主な施設の基本的な方針は、文化施設では大沢野文化会館は今年度末で廃止し、大山文化会館も老朽化や耐震性の不足などから18年度までにホール棟の使用を廃止。博物館等では、利用の少ない施設について文化や保存の観点も踏まえつつ、廃止や他施設との統合・複合化も視野に入れ、見直しを行う。学校教育施設では、小中学校の耐震化工事を最優先に実施し、老朽化については大規模改造により長寿命化を図る。改築は基礎の劣化などにより大規模改造が困難な場合のみ行う。
 このほか、レクリエーション・観光施設は、民間に事業移管することを検討。富山市斎場と婦負斎場は適時適切な改修・設備更新を実施する。消防施設は災害時の活動拠点として重要な防災機能を担っており、特に耐震不足の施設は優先的に改修・改築を進める。
 市では、同計画案についてパブリックコメントを実施するにあたり、10月14日まで意見を募る。計画案はホームページのほか、市役所東館5階行政管理課でも閲覧できる。意見を提出できるのは、市内に在住または通勤・通学している人。方法は必要事項を記入し、同課に郵便、ファクス、メールで送ること。

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