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西日本建設新聞社
2016/09/28

【熊本】熊本城頬当御門の石垣撤去開始 天守閣復旧の足がかりへ

 熊本城復旧を進めている熊本市は21日、城内への入り口となる頬当御門周辺の石垣撤去工事を報道関係者に公開した。施工は皆楽園・城南造園JVが8日から担当しており、市は今後、石垣撤去工事と並行して11月中旬から仮設スロープを設置し、天守閣復旧への足がかりにしたい考えだ。
 地震により頬当御門周辺では、約400平方bにわたって石垣が崩落しており、石材(1200〜1600個)や土砂が通路を塞いでいる。21日は、ナンバリングした石垣を一つずつクレーンで回収して奉行丸に仮置きする作業が公開された。今後は平成29年1月26日までの工期で、土砂の流出を抑えるための強化プラスチックネット(面積約1400平方b)を設置し、法面モルタル吹付(面積約300平方b)も実施していく。
 熊本城総合事務所によると、天守閣復旧に向けて設置する仮設スロープは、行幸坂周辺から平左衛門丸までの約50bと平左衛門丸から本丸までの約150bの2カ所を計画。現在、ふなもと設計が今月末の履行期限で設計を進めており、石垣撤去とは別に設置工事が発注される見通し。スロープ設置に伴い、頬当御門や料金所などは一時解体される方針。

提供:西日本建設新聞社