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建通新聞社
2016/09/28

【大阪】寝屋川南部地下 排水機場基本設計を委託

大阪府寝屋川水系改修工営所は、寝屋川南部地下河川事業で最下流部に排水機場を整備するため、基本設計に着手する。基本設計は公募型プロポーザルでニュージェック(大阪市北区)に委託し、2017年度中にまとめる。
 排水機場は、大阪市西成区南津守2の敷地面積約3fに建設する。地下河川の内径は9・8b。地下河川へは下水道を通じて流入し、流入当初は開水路状態で、最終的に圧力管運用とする予定。また、実揚程は17bを想定しているが、詳細は設計段階で検討する。今後、状況を見据えながら、実施設計の委託時期についても検討する方針だ。
 寝屋川南部地下河川事業では、東大阪市若江から大阪市西成区に至る道路下に総延長13・4`の地下河川を整備する。このうち、聖天山立坑(大阪市阿倍野区松虫通3)〜木津川河口部の排水機場予定地(大阪市西成区南津守2)までの延長約2・2`が未整備となっている。同区間のシールド工事は、大阪市が整備を進める都市計画道路木津川平野線の地下を掘り進む計画で、シールド内径は約9・8bを想定している。
 聖天山立坑〜若江立坑の11・2`については暫定的に貯留施設(63万立方b貯留可能)として供用している。

提供:建通新聞社