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鹿児島建設新聞
2016/09/28

【鹿児島】中央町19・20番街区再開発 総事業費は222億円

 鹿児島市の中央町19・20番街区市街地再開発準備組合(庵下龍馬理事長)が進める再開発ビルは、近く市街地再開発組合設立に向けた事業計画の認可申請を行い、12月には実施設計および権利変換案作成等を開始。2017年9月の権利変換計画認可(県)を経て、同年11月の解体工事着手を目指す。新ビルは18年3月の着工、20年秋の完成を予定。総事業費は免震構造の採用等で増加し約222億円となった。23日開かれた市議会常任委員会建設委員会に当局が報告した。
中央町19・20番街区再開発
 建物規模は、RC造地下1階地上24階建約4万7000u。計画案によると1階から7階(一部)までが商業・業務施設で、500人収容可能なホールを配置。7階から24階まで住宅(約200戸)としている。
 また、鹿児島中央駅広場横2号線は、電車通りへ出る車線を4車線から5車線へ増設。ペデストリアンデッキ(公共歩廊)は、アミュプラザ鹿児島プレミアム館2階から再開発ビル内2階通路を経由し、南国センタービル前の歩道までを接続。階段、エレベーター、エスカレーターの設置および配置は、今後、関係機関等と協議し決定する予定。事業費は7億円を見込んでいる。
 準備組合では、30日に周辺商店主等を対象とした事業説明会を予定している。

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