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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/09/28

【群馬】県伊勢崎土木が下半期に11件の工事発注

県伊勢崎土木事務所は、これから下半期にかけて十数件の工事発注を計画している。いずれも年内に指名競争入札での発注となる見通し。このうち、県道笠懸赤堀今井線で進めている道路改良では、交差点付近の置換工事と排水構造物の設置工事を10月中に発注予定。橋梁工では、広瀬大橋の橋脚補修を計画。本年度は陸上部分のみ工事を予定しており、検討が完了し次第発注する。
道路工事は◇県道香林羽黒線◇県道綿貫篠塚線◇県道高崎伊勢崎自転車道線◇県道足利伊勢崎線◇県道中瀬牧西線◇県道笠懸赤堀今井線◇県道桐生伊勢崎線−の計7路線で1件ずつ、計7件の発注を予定している。
県道香林羽黒線は、伊勢崎市下植木町を通る路線で、歩道新設を進捗中。本年度は用地買収を進めており、その進捗によって本年度の施工延長を決定する。発注時期は、12月を予定している。
県道綿貫篠塚線は、伊勢崎市馬見塚町を走る路線。歩道の新設工事を実施する。同線も用地買収の進捗に合わせて施工延長を決定する。補正予算で工事費を確保できた場合は、工事の残延長であるL160m全てを施工し、事業完了を目指す。工事は、11月の発注を予定している。
県道高崎伊勢崎自転車道線は、伊勢崎市長沼町で舗装補修を実施する。11月の発注を予定している。
県道足利伊勢崎線は、伊勢崎市平井町で冠水対策事業を計画。本年度から工事に着手する。同線の北側へ東川までのL480mへ側溝を敷設する。側溝は、H700oで下流側へ進むにつれて幅を広げていく。本年度は、L100m程度を対象に施工する。発注は11月を予定している。
県道中瀬牧西線は、伊勢崎市境平塚で舗装補修を行う。補修は、切削オーバーレイ1000u、表層工1000uをそれぞれ予定しており、11月に発注する。
県道笠懸赤堀今井線は、伊勢崎市西野町で進めている道路改良事業。本年度は、置換工事と排水構造物の設置工事を10月中に発注する。
県道桐生伊勢崎線は、伊勢崎市田部井町三丁目で舗装補修を実施する。本年度は、路上路盤再生工をL20m(W7m)で計画している。工事は11月に発注する。
このほか道路工事では、管内一円を範囲とした区画線などの更新も実施する。対象とするのはグリーンベルトやドットラインの薄れている区間。補正で追加予算が付き次第工事を発注する。
橋梁工では、広瀬川を渡す広瀬大橋で工事を実施する。昨年度から詳細設計を作成しており、現在は橋脚補強などの検討を行っているところ。本年度は、陸上に橋脚がある右岸側で補強工事を予定しており、予算の状況を見て工事内容を決定する。発注時期は、予算状況などの関係から流動的となっている。
本年度はこのほか、東橋と豊受橋で耐震補強工を計画していたが、東橋の工事は予算の関係から来年度に見送る見通しだ。残る豊受橋については、補正の状況を見て年度内の発注を目指す。
河川工事では、伊勢崎市美茂呂町を流れる大川で工事を計画。大川にある排水機場にある、逆流防止水門のゲートを更新する。ゲートは3門あり、このうち1門ですでに工事を実施している。本年度は、1〜2門で工事を予定している。工事は11月ころの発注を予定している。河川関連ではこのほか、管内一円の砂防指定地河川で伐木除草を計画。ゼロ県債工事の進捗により発注する。