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　池田町は、薮田地係の能楽の里文化交流会館ならびに館内に併設する町立図書館の再整備について、現在地での新築建替えも視野に入れ、慎重に検討を重ねている。
　生活芸術の里づくりの拠点をテーマに９５年に完成した同会館は、メインホール、アトリュウム、図書館などを備える複合施設。しかし、築後２０年以上が経過し、今後老朽化の進行が予想されることから、再整備の協議に着手。既存施設の規模はＳＲＣ造一部Ｓ造２階建て延べ３４１８・４６平方メートル（建築面積２５７４・３８平方メートル）。町立図書館の規模は２８１・３７平方メートルとなっている。
　町によると、現在、両施設とも役場内部で機能や費用などの調査・検討を重ねている段階としながらも、町立図書館の再整備については、今年度中に基本構想の策定を予定。手狭となっている図書館の再整備を進める。
　９月補正予算に図書館再整備基本構想策定費として３５万円を計上している。