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建通新聞社(静岡)
2016/10/05

【静岡】静岡県静岡市 駿府城公園内9000u3年で発掘調査

 静岡県静岡市は、2016年度に着手した駿府城公園第2工区整備に向けた天守台跡の発掘調査について、17〜19年度に約9000平方bを調査する。調査自体は直営で進めているが、調査に伴う支障物撤去や土工事は順次発注していく。
 発掘調査は、16年度の掘削箇所から東側へ家康公の像付近まで順次進める。お堀跡の調査となるため、掘削の深さは6〜7b、調査面積は17年度が3700平方b、18年度が3100平方b。19年度は天守台部分の掘削となり今川期の遺構を調査する。掘削の深さは1・5〜2bで、調査面積は2200平方b。
 第2工区は駿府城天守台跡を含む3・8fで駿府城の中核エリア。市では、天守閣の再建を掲げており、今回の調査でその可能性も探っていく。天守台石垣の残存状況の確認や正確な学術的データを得るのが目的。
 第2工区の公園整備の方向性についても未定で、堀石などの内堀の遺構を残す形で整備する可能性を考慮して、現時点で埋め戻しなどは予定していない。今後の発掘作業の状況を見極めながら整備方針を検討していく。
 作業スペースなどの確保も含め、支障物等移設範囲は4・7fを対象としている。支障物移設・撤去の設計は、昭和設計(静岡市葵区)が担当した。
 駿府城公園整備は、堀に囲まれた18f(外堀を除き15f)を、@歴史的遺産の保存・再整備A防災機能確保B都市部公園機能―の三つの視点から5工区に分けて順次整備を進めている。


提供:建通新聞社
(2016/10/5)

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