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建通新聞社(東京)
2016/10/07

【東京】都 八幡山と久我山団地基本設計で委託先特定

 東京都都市整備局西部住宅建設事務所は「都営八幡山三丁目第2団地(仮称)基本設計」をアークポイント(豊島区)に、「都営久我山一丁目第2団地(後期)基本設計」を集研設計(新宿区)にそれぞれ委託する。いずれもプロポーザル方式で選定した。八幡山は約600戸、久我山は約160戸の住宅を建設する計画で、10月7日に随意契約を結んで作業を開始する。
 八幡山三丁目第2団地は、1961年に完成した都営八幡山アパート(世田谷区八幡山3ノ37他)を建て替えて整備する。
 既存の住宅は5階建て22棟(管理戸数519戸)で構成している。このうち提供公園から南側の12〜22号棟の11棟(300戸)の解体跡地に、鉄筋コンクリート造で約600戸の規模で住宅を新築。付帯施設として集会所、駐車場、自転車置き場、ごみ容器置き場などを配置する。
 事業区域の面積は約2万3600平方b。用途地域は環状8号線に面した区域が第2種住居(建ぺい率60%、容積率300%)、それ以外が第1種中高層住居専用(建ぺい率60%、容積率200%)。基本設計の納期は100日間。契約予定額(税抜き)は1100万円。
 一方、都営久我山一丁目第2団地は、62〜65年に建設した都営久我山アパート(杉並区久我山1ノ8他)を建て替えて整備する。現在、前期事業として敷地南側で住宅建設を進めている。
 今回基本設計に着手する後期事業では、敷地北側にある3・6・7号棟の3棟を解体し、跡地に鉄筋コンクリート造で約160戸の住宅を新築する。駐車場や自転車置き場、居住者用団らん室、ごみ容器置き場といった付帯施設も設ける。
 事業区域面積は約9600平方b。用途地域は第1種中高層住居専用で、建ぺい率60%、容積率200%。納期は90日間。契約予定額は450万円。
提供/建通新聞社